こんにちは、ポンコツ勤め人のななしです。なんだか最近の市場は落ち着きがないですね。こんな時初心者投資家は何を考えなければいけないのか現在のポイントを踏まえながら考えていきたいと思います。
毎月積立投資をほったらかしで運用しています↓
現在の注目ポイント
〇貿易摩擦
〇米国金融政策
の2点を説明していきたいと思います。
米中貿易摩擦
11月30日~12月1日に行われたG20首脳会談で米国と中国の会談がありました。結果と
しては90日以内の合意を目指すというものでした。90日以内に合意できない場合は
2000億米ドル分の関税を25%に引き上げることとなりました。以上の結果から市
場では米国の追加関税の先送りに伴い金融市場の不安感はある程度緩和されるのではな
いかという見方が広まりました。
しかし、米国の貿易赤字は拡大傾向にあります。米国の中国に対する貿易赤字も拡大傾
向にあることから、関税をトランプ政権がゆるめることは期待しにくいでしょう。この
まま米中の交渉が長期化するようであれば、中国やアメリカと取引をしている各諸国へ
の影響も広がる可能性があります。僕たちはそのことをふまえて投資していかなければ
いけないですね。
米国金融政策
次に米国金融政策では11月から現在までの景気の状況をまとめていきたいと思いま
す。11月28日のパウエル議長の発言を受けアメリカの利上げ観測が後退したことが背景
にあります。
内容としては、10月は中立金利とFRBの差がまだまだ程遠い水準にあるとパウエル議長
が発言。段階的な米利上げ観測がたかまった。市場には伸びしろがあると投資家たちは
判断した。
変わって12月は11月28日のパウエル議長の発言では、中立金利は幅広い推計によるとほ
ぼ差はないもしくは水準をやや下回っている。という内容だったため、FRBは利上げに
対して慎重なスタンスをとっていると市場は判断したということでしょう。
中立金利とは景気に対して中立的な実質金利の水準のこと。
FRBとは日本における日銀と同じ。実際の金利に合わせるようにコントロールしている。
米国債券の金利が逆転
5年債と2年債の金利が逆転した。償還までの期間が長い国債の利回りが、短期債の利回りを下回る「逆イールド」という現象が起きた。
今回5年債の金利が2年債の金利を逆転したことと、10年債と2年債金利差もほとんどな
い水準になったことから、これから景気が悪くなるサインではないか。ということ株式
市場の先行き警戒感から株が売られた。
これからどうするか
以上のように、今米国市場は乱高下している状況です次回のパウエル議長の議会証言で
どのような発言があるかにも注目が集まっています。しかし、私たち初心者投資家にで
きることは、毎月コツコツと資産を積立いくことくらいかな。というのが僕の見解です。
確かに、市場を読むことで短期的な利益を上げられたり、リスクを減らすことができま
すが。本当にこの先どうなるかなどは誰にもわからないわけなので、大きな資金がない
僕なんかは積立を続けるしかない!
ということです。ただ市場の流れを知ることで、心理的に余裕を持って投資することが
できます。なので、情報は必要です。
まとめ
今回は今の経済状況と今後の流れについてご紹介してきましたが、今後に絶対はないの
で、予測を立てて、少しでもリスクが少なくなるようにリスクコントロールをしつつコ
ツコツ積立を続けて行きたいと思います。
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