投資信託って元本保証がないのに複利の効果ってあるの?
そんなことも知らずに投資してたのか、基本からやり直しだな
こんにちは、初心者投資家のななしです。この記事では、元本保証がない投資信託に複利の効果はあるのか。概要や代表的な資産を交えながらな紹介したいと思います!
投資信託商品といっても数多くの商品がありますよね!僕みたいな初心者は下手をすると、言われるがままに商品を買ってしまって、あまり複利の効果がない商品を買ってしまい、失敗した。
なーんてことにならないように、勉強していきたいと思います!!
- 複利とは
- 投資信託の概要
- 投資の代表的な資産
- 投資信託の仕組み
- 代表的な資産の内容
- 代表的な資産の主な値動きの理由とは。
- 複利運用を始める前にリスクを確認しよう
- 効果的に複利運用するためには
- 基準価額とは?
- まとめ
複利とは
複利とは複利法によって計算された利子のこと。元金を預けていてついた利子を次の元金に組み入れていく方法で、
元金+利子にさらに、利子がつくため雪だるま式に利子が増えていく方法である。
では、投資信託はどのようなものなのか。
投資信託の概要
そもそも、投資信託は投資をしている人から集めたお金をひとつにまとめ、運用のプロが株式、債券、リート(不動産)などの有価証券に投資をして運用されます。
その結果得られた収益は、分配金や償還金として投資をした人が出したお金の額に応じて配分されます。
では複利効果で資産を増やすことはできるのか?まずは、代表的資産と仕組みを見ていきましょう。
投資の代表的な資産
有価証券の代表格といえば、債券と株式ですが、その特性はことなります。債券は国や企業が資金を借り入れる際発行される証券。
例えば借用書みたいな感じですね。最初に約束されていた利子が支払われ、市場において値段が変動します。
株式はというと、株主になる権利があり事業から収益をもとに配当が払われ、市場において値段が変動します。
また、リートは不動産などを運用するという考え方ですね。
海外に投資をする場合は価格変動とともに、為替の動きも影響します。
投資信託の仕組み
投資信託の仕組みとは僕たちお金を払う人を投資家といい。投資家が販売会社にお金を入金し、販売会社はそのお金をひとまとめにします。
まとめたお金は運用会社に入金され、プロ、いわゆる投資の専門家が投資先を決定します。
運用会社からの指示に従い資産を買うのが受託会社です。最終的に受託会社が債券や株式、リートなどに分散投資をします。
これだけ、商品を買うのに手間がかかると手数料、信託報酬などをとらないとやっていけないんでしょうね。
代表的な資産も国内、海外でも変わってきますし、どの資産にどれくらいの割合で投資するのかもファンドによりさまざです。
ただ、仕組みとしては。簡単にいうと、個人で大きなお金は投資できないけど、みんなで力を合わせて投資していきましょう!商品はプロにアドバイスもらいながら、コツコツ投資しようじゃないですか!
って感じですかね。(あくまで、個人的な意見です。)
代表的な資産の内容
投資信託の代表的な資産といえば、株式、債券、リート(不動産)などがあります。
今回は1つひとつがどのような資産なのか学んでいきたいと思います。
○債券とは
債券とは、いわゆる借用書の一種で、国や企業が市場から資金を調達することと引き換えに発行されます。
債券とひとくちにいっても、国や企業だけでなく地方公共団体や金融機関なども発行しています。
銀行で取り扱っている、国債、公社債など聞いたことがあるのではないでしょうか?意外と身近な商品です。
また、償還期限が10年以上のものもあれば、1年未満の短期の債券もあります。
○株式
株式とは、企業が資金を調達するのと引き換えに発行する有価証券です。
株式を発行した企業に出資することになるため、企業の業績などに応じて配当金を受け取ったり、将来の値上がり益が期待できます。
○リート(不動産)
リートとはあまり馴染みのない呼び名ですが、不動産のことで、運用会社を通じて不動産に投資をすることになります。
運用会社は集めたお金をオフィスビルなどで運用をして、家賃収入、売買益等を投資家である僕たちに分配してくれます。
代表的な資産の主な値動きの理由とは。
1債券
債券の値動きの理由は、将来このように変化するのではないか!?という投資家の期待や不安の予想に基づいて変化をします。
2株式
株価は、企業の業績や景気動向などによって変動します。一般的に、企業業績が上がると株価も上がる。
業績が下がると株価も下がるという関係があります。
3リート(不動産)
不動産のテナントの入居率の変化や賃料の変化によって、不動産の価値は変動します。
一般的に景気がいい時は不動産市場も景気がいい傾向にあり、景気が悪い状況では不動産市場も景気が悪くなる傾向があります。
また、金利が上昇する場合は、一般的に借り入れが多いリートは、金利の負担が大きくなり、財政状況の悪化からリートの価格に悪い影響が出ることが考えられます。
4為替
為替市場は、景況感格差、金利差、政治的要因などさまざまな要因が絡み合い変動します。
円を買う人が多ければ円高になり。円を売りたい人が多ければ円安になります。
複利運用を始める前にリスクを確認しよう
自分はどれくらいのリスクが取れるのかしっかりと考えて投資をしていきましょう!投資信託は手軽ですが、預金ではありません。最初にもいいましたが元本保証がないのでしっかりとリスクがあることを確認しましょう。
○そもそもリスクとは?
リスクと聞くとみなさんは、なにを思い浮かべますか?僕は危険なこと。だと思ってしまっていました。
しかし、投資信託において、リスクとは=危険ではないんです!投資信託を行う際のリスクとは危険だ!損をするぞ!という意味ではありません。
リスクとは収入の振れ幅の大きさのことをいいます。ですから、投資を行った際に、期待以上の収益を得ることもあれば、予想に反して損をして損をしてしまう可能性もあるよという意味です。
よく言われるのは、高いリターンが期待できる商品ほど、リスクも高くなる。みなさん聞いたことがあるんじゃないでしょうか!
リスクとリターンは表裏一体です。リスクが大きければリターンが大きい俗にいうハイリスクハイリターン、リスクが小さいものほどローリスクローリターンという傾向があります。
○投資信託に関連するリスク
では、投資信託の商品はどのような価格のリスクを持っているのか?代表的な要因は例えば、
1インフレリスク
物価の上昇によってお金の価値が減ってしまうリスク
2為替変動リスク
外国為替相場の変動によって、外貨建資産の円換算での資産価値が変動すること。
3金利変動リスク
金利が変動することで、債券の価格が上がったり、下がったり変動するリスクのこと。
4信用リスク
株式や債券を発行する企業や国が何らかの理由でその債務を約束どうり履行できなくなる可能性のこと。
5カントリーリスク
投資の対象としている国の政策の変更や政治、経済環境の変化により発生するリスクのこと。
代表的なリスクだけでも投資信託にはたくさんのリスクがあります。
投資信託を保有する上で大切なことは、自分の投資の目的はなんなのか。投資の期間はいつまでなのか。投資に関する知識はどれくらいあるのか。
など自分自信がどの程度のリスクを許容できるか、また、リスクをとるべきなのかをしっかり確認することが大切です。
投資信託を保有するうえで、リスクとは切っても切れない間柄です。
ですので、自分が持っている商品はどのような特性をもっているのかしっかりと把握して、リスクと上手に付き合っていければ投資信託はとても魅力的なパートナーになってくれるのではないかなぁと思います!
効果的に複利運用するためには
貯金と違って元本保証がないのか、複利の効果も少ないんじゃないの
元本保証がないから、商品選びが重要なんだよ
いろいろなリスクがあるなかで低リスクで複利の効果を出せる商品も絞られます。ではどの商品に投資すればいいのでしょうか?
キーワードは毎月分配型を選ばない。分配金再投資にすることです。そして、商品はインデックファンドに投資をすることで効果的に複利運用することができます。
効果的に複利するコツは手数料をいかに安くするかが肝になってきます。
では、次はファンドの種類、分配金の内容を確認して見ましょう。
投資信託を始めるときに、アクティブ運用やインデックス運用などという言葉がよく聞かれます。アクティブファンドは危ない。
であるとか、インデックス投資は安全。などさまざまな情報がありますが、そもそも、アクティブ?インデックス?なんなの?普段は使わない用語ですよね!
僕もさっぱりわかりませんでした!ですので、簡単にご紹介したいと思います。
○投資信託の運用手法
アクティブ運用
資産運用においてアクティブとは、積極的なという意味で使われます。あらかじめ決められている運用指標である市場指数を上回る運用成果を目指すことを意味します!
日本では日経平均や、TOPIX東証株価指数といわれるものなどが使われていますね。
メリットは運用会社の膨大な情報を分析してだした銘柄の選択力やファンドマネジャーといわれる人の運用のセンスなどで銘柄が選ばれ、積極的な値上がりを目指すスタイルといったところでしょうか。
インデックス運用
日経平均やTOPIXなどの市場に連動する動きを目指すスタイルで連動するということで、インデックスといわれている運用手法です!
パッシブ運用などともいわれ、パッシブは英語で消極的なとの意味です。
メリットは運用のコストを低く抑えることできることや、基準価額の動きがわかりやすいことがあげられます。
日経やTOPIXに連動するようにとのことなので、もちろん日経平均が上がれば資産が増える。
下がれば資産が減るといったわかりやすい動きをしてくれるスタイルですね!
○投資信託の運用形態
ファミリーファンド方式
ひとつの運用会社のいくつかのファンドの資金をまとめて運用する合同運用方式。
まとめて運用することで別々に運用するよりも運用の効率化や規模のメリットが期待できる。ファミリーファンド方式においてはマザーファンド、ベビーファンドという考え方があります。
マザーファンドとは複数のファンドから集めた資金をまとめて運用するファンド。ベビーファンドとは僕たち投資家が実際に投資する個別ファンドのことです。
個別ファンドは資金の全部または一部を合同ファンドに投資します。株式や債券などへの投資は、個別ファンドに代わって合同ファンドで行なっています。
ファンド・オブ・ファンズ
複数のファンドに投資するファンド、ファンドパッケージのことをいいます。
運用会社が、一般に販売されているファンドの中からある方針に基づいて選んだファンドに投資をする運用形態です。
アクティブ運用、インデックス運用ともにメリット、デメリットがあることがわかりました。
ファミリーファンド方式では確定拠出年金や変額年金保険をとうして一般的なファンドに投資できるようにしていたり、
ファンドオブファンズでは同じファンドをいくつか組み合わせることで個別ファンドにはない効果を期待できるとのこと!
○分配金のしくみ
分配金とは、投資信託の決算日に、運用収益など受益者に、分配されるお金ねことです。決算日はファンドによってことなります。
毎月決算型や3ヶ月、年2回、年1回決算などがあります。
分配金には、普通分配金と元本払戻金の2種類があり、収益分配時に、分配金を払い出した後の基準価額が投資をしている人の個別元本を上回る場合、分配金の全額が普通分配金となります。
普通分配金の場合は儲かっているってことになりますね!
一方、下回る場合はその差額が元本払戻金、残りが普通分配金となります。
普通分配金は課税扱いですが、元本払戻金は元本の払い戻しに該当するため、非課税扱いになります。まぁ、損をしているわけですから、税金はとりませんよ。って感じですね。
一時期、元本払戻金は特別分配金と呼ばれ、毎回特別にもらえるお金と誤解してしまう人がいたため、問題になったりしました。
そのため、名称が元本払戻金になったわけですね。たしかに、特別と言われるとなんだか得した気持ちになってしまいますね。
○利子と分配金の違い
利子は、銀行へ預金した場合に原則として定期手に一定の率で支払われます。
分配金は保有する投資信託が決算を迎えた際に、原則として支払われます。
しかし、運用による損益などにより変動するため一定額ではなく、また、分配金が支払われないこともある。
基準価額とは言い換えれば、「1万口あたりの時価総額」と言えます。
ですので、価格(price)ではなく、価額(value)となるんですね。勉強になりました!
分配金ももらう時にはつど手数料を払っているわけですから、毎月分配金がもらえるからいい商品とは一概にはいえませんね。
上記のように、アクティブファンドは多くの労力がかかっているため手数料が高い傾向にあります。また、毎月分配型は毎月手数料がかかる。
以上のことから複利の効果を最大限に引き出すなら。インデックファンドの商品で分配金は再投資で運用することがおすすめです。
なるほど、インデックファンドで手数料を抑えながら分配金を再投資することで複利の効果を上げていくんだね
結局儲かってなければ複利の意味ないからな
あれ?でも分配金を再投資したお金はどこにいったの?
それは。基準価格に織り込まれてんだよ
基準価額とは?
基準価額とは、各ファンドの単位口あたりの総資産額で、単位口あたりのファンド時価のことで、投資家が投資信託を購入、換金する際の価格になります。
一般的に新聞等に掲載されている基準価額は、1万口単位にしたものになっています!
また、投資信託の基準価額は毎営業日、取引終了後に1度だけ計算されます。
つまり、商品を申し込んだ時は基準価額がわからないようになっています。これをブラインド方式と呼ばれ、受益者間の公平性を確保するために行われています。
基準価格には過去の分配金が累積投資されているので、複利運用の結果が基準価格には反映されているということです。なので基準価格が下がり続けると複利の効果がないことになってしまいます。
まとめ
投資信託で最大限に複利の効果を使う方法をご紹介してきました。最終的には、元本を減らさないようにリスクの低い商品に投資して分配金も再投資することで複利の効果に与れます。
この機会にぜひ資産運用を始めてみてくださいね。